皆さんは、普段、運動をしていますか?

肩こり、腰痛、関節痛などでお悩みの方は体を動かすことが足りていないことが多いです。

特に事務職の方は通勤電車と会社での事務作業でほとんど歩いていない方も多々いらっしゃいます。

カラダを動かさないで同じ姿勢を続けていると血行が悪くなります。
血行が悪くなると栄養や酸素が筋肉に運ばれにくくなり、カラダに疲労物質や老廃物がたまるようになります。
これらは肩こり、腰痛、関節痛の原因になります。

運動不足の弊害はそれだけではありません。

運動不足によって生活習慣病のリスクを高めることになります。

食事からの摂取エネルギーと運動などによる消費エネルギーのバランスが良いと
健康な状態を保つことができますが、運動が少なくてエネルギーの消費量が少ないと
余ったエネルギーは脂肪としてカラダに蓄えられます。
それが繰り返されると肥満になります。そうして糖尿病、高血圧といった
生活習慣病を呼び寄せる危険を高くします。

そこで、私がいつも患者さんにお勧めしているのは”歩くこと”です。
”歩くこと”なんてそんな簡単なことでいいの?と思われるかもしれませんが、
これがとっても大事なことなのです。
歩くときに使っている筋肉は足の筋肉だけではありません、お尻の筋肉、おなかの筋肉、
腰、背中、腕、つまり全身の筋肉を使っています。

さらには重心を移動させて進むバランスの能力、また歩き続ける心肺機能が必要になります。

人間のカラダは持っている機能を使わないことですぐにその機能は低下してしましますが、
使い続けることによってその機能を維持し、向上し続けることができます。
毎日歩くことで全身の筋肉の機能、バランス能力、心肺機能を鍛えることができます。

また、カラダを動かすことはメンタルにもよい影響があります。
ストレスを解消し、気分を高揚させることができます。

”歩く”ただそれだけで、こんなにいいことがあるんです。

もう歩かない手はないですね。
私も毎日お昼ごはんのあとは30分間の散歩に出ることにしています。
食後に歩くことで、血糖値が上がりにくくなり、
体系維持にも役立っているようです。

皆さんも今日から健康維持のためのウオーキング始めてみませんか?

 

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